●じゃあ、皆さんは自分の思っていること、言葉に出したこと、その表現でなぜ皆さんは苦しんでいるんですか?
皆さんがそう思っている相手はいないがゆえに、己自身にそういう波動を向けているがゆえに自分が苦しいんですよ。
その意味も知らないんですか? もう四十何年も同じことを説いてきたんだから、そろそろ大人になってほしいんです。
皆さんは、“いる”と錯覚をしているでしょうけど、
「我のみが実在」なんですよ。だから皆さんは、「誰彼に思った」と思っているけど、「言葉を出した」と思っているけど、「その表現をした」と思っているけど、相手というのはいないがゆえに、すべて己に向けているがゆえに、己自身がそれに苦しむんですよ。
「己から放たれた波動は、良きも悪きもすべて己に跳ね返る」という法則そのものが実在。法則のみしかないんですよ。
●あの人から何と言われて、皆さんはどこか痛いんですか?
80億の人間からうらみや怒りや嫉妬を向けられても、痛くもかゆくもないんですよ。
影・幻・幻影に振り回されて、あたかも、“いる” “ある”と錯覚していることであって、ただ一時その光という生命に、光という命に映し見せられているだけにしかすぎないんですよ。
私が今、この肉の目に映し見ている晶晶ちゃんが、これが実在ならば、永遠に消えないですよ。
命という電源が切られても、晶晶ちゃんというこのカタチは永遠にここにありますよ。
なぜ皆さんの視野から消えていくんだろう?
実在ではないからなんですよ。
影・幻・幻影にしかすぎないからなんですよ。
この世は無常世界。
執着に値するものなんて一物もない。
なぜ影・幻・幻影を追いかけることができるのに、なぜ真実を追いかけないんだろう。今日からの送信をすべての愛、すべての愛に向けてみてください。
そうした本人が輝いていくんです。
人間意識・肉体意識・個人意識なんてあなた方がつくり上げたものであって、あなた方の本来の姿は、無形無双・無色・無臭・無音なる命という本質なんですよ。
我、肉体にあらず、我、命なり。こんなにも日々素晴らしい、皆さんが想像もできぬほどのその体験をしているがゆえに、そうあるゆえに、皆さんに力強く、皆さんに厳しくそう説くんですよ。