●「昔の人間とは変わって素直でない者が多すぎる。今生の導きは厳しいですよ」。下りようか、下りるまいか? 考えていたんです。神は意地悪ですね。間違った宗教の食い物にされて、もがき苦しんでいるわが子を私に観せるんです、映像で。光の道から逸れて暗闇に進みゆくわが子たちを観せるんです。あるいは、苦しみ生きるわが子たちを観せるんです「それでもあなたは考えるんですか?」もうそう言われれば、もう下りるしかない。
「よし、やりましょう」
“素直でないわが子たち”と神は言われたけど、なんて美しいわが子たちではないか。なんて素晴らしいわが子たちではないのか。そこに「今生、下ろしてくださったことに神よ、心から感謝します」と言えるんです。
あと一歩手を取り合って、一人も落ちることなく、一人も欠けることなく、共に根源の世界へ今生、帰りたいと私は願います。
●事故というのも偶然ではないですよ。根元に怒り、怒りをもっている者同士がぶつかっていくんですよ。これは法則を知って完璧に理解します。「スズメ一羽とて本質の御心を通さずにして、この地に落ちることはない」というのは、「偶然はない」ということですよ。針先一点の狂いなくすべて計算されています。
●皆さんの苦しみ、悩み、不調和というものは、やがてくる幸せのためなんですよ。やがてくる至福のために皆さんは今、その試練を受けているだけにしかすぎないですよ。どんな障害にも、どんな試練にも、どんな宿題にも、喜び微笑み笑いながら、立ち向かっていける“愛の勇者”であってほしいと私は願います。